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夏休み
セカンドハウスにタープを貼ってみました。
日差しがめちゃくちゃ暑いので。
念願のプライベートキャンプ場っす!
3日目の朝4:30
この時間にぼーっと水や森を眺めます。
もう少しして
周りのみんなが起きだしたら
お湯を沸かして、コーヒーを飲もう。
富山県と長野県の県境にある
後立山連峰の唐松岳 2695.9mに登ってきました。
2018年9月の初アタックで土砂降りの雨の中
八方池まで登って撤退した山に
再アタックです。
今回も前回と同じく青木湖にテントを張って
そこをベースキャンプに
夏満喫モードでアタックです。
2018年から3年振りとなる長野県は青木湖に
キャンプ&登山に行ってきました。
長野県の山々は大好きです。
乗鞍、立山、剱、北アルプス、みんな大好きです。
そして、大町、白馬。
僕にとっての
カヤック、SUP、登山 アウトドアの聖地っす!
北岳にテント泊で行ってきました!
北岳には2018年の8月に初めて登りました。
その時はなぜか日帰りで北岳登頂に
チャレンジしたいという思いが強くあり
それを達成して
登山や体力にちょっと自信がついた思い出の登山でした。
しかし、登山途中、間ノ岳との稜線上に見えた
北岳山荘がすごい絶景の中にある小屋でして
次はあそこに泊まりたい!
と思ったのでした。
あんなに用意周到に準備して
日帰りアタック目指したけど
登頂した瞬間に
こんなに苦労して時間もお金もかけて登ってきたのに
すぐに降りるのは・・・
もしかしてすごい勿体ないことなのでは!?
と思ったんです。(登る前に思えよ!)
下山途中に肩の小屋で出会った人達からも
「え!?今日登ってきたのに今から降りるの?」って
言われたのを覚えています。
日帰りアタックは己への挑戦でしたが
テント泊や小屋迫の人達を横目に見て
いいなぁ~と。
でもこんな高いところまで
テントを担ぎ上げるってすごいなぁ。
そんなん僕には無理だよな~とも
思ったのでした。
そして、あれから1年!
今回はそれにチャレンジすることにしました。
できれば、間ノ岳にも行きたいとも思いつつ。
三日目は剱沢キャンプ場から荷物を撤収して
別山(べっさん) 2,874m から
真砂岳(まさごだけ) 2,861m
富士ノ折立(ふじのおりたて) 2,999 m
大汝山(おおなんじやま) 3,015 m
雄山(おやま) 3,003 m
の立山連峰の主峰を
時計回りに縦走します。
朝4時 剱岳はうっすらと浮かび上がります。
星も綺麗に見えており
雲も無く、今日は絶好のアタック日和になりそうです。
昨日、攣った僕の両脚の太ももも今日は大丈夫そうです。
いつか行きたい山。
いつか登れるかなって思っていた山。
偶然なのですが、新田次郎の小説の山を
今回から続けて二座登ることになります。
まずは
映画 剱岳で長次郎さんが言います。
「剱岳はきっといつか誰かが登らにゃあいかん山なんじゃないがでしょうか」
く~っ!!!(泣ける)
登れんでも、観に行きたい。
麓まで行って写真に収めたい。
立山行くんだったら、
剱観てこようよ!
そう思ったのは2ヶ月ほど前でした。
悪天候で延期が一回。
ザックや装備の見直しをして
(単に物欲かもしれませんが)
今回、挑みます。
長次郎さん達が登ったあの山を!!
2019年8月3日の夜にJEEPで出発して
8月4日の早朝から長野県側から立山の室堂に入り、
雷鳥坂を超えて、剱沢にベースキャンプを設置。
8月5日に憧れの剱岳にアタック。
8月6日に剱沢から立山・別山・浄土山の立山三山を縦走するルートです。
当初、7月に計画をしていたのですが
天候が良くなく、好天を待って
一度延期してのアタックでした。
延期が功を奏して、
最高の天候で登頂が出来ました。
剱岳は
僕の登山経験の中で、
ずっと記憶に残る山になると思います。
普段、ブログを書くときは
記事の時間と記事を書いてアップロードして公開する時間が
ズレていても(掲載が遅れた場合でも)
記事の中の時間で文章を書くようにしています。
タイムパラドックスを起さないように(笑)
でも、今回はあえて
記事の中の時間と、
記事を書いている下山後の時間の目線で
登った日には知り得なかったことも
書いています。
登山前も、下山後も
とにかく威厳で、カッコ良く
ラスボス感満載で
神聖さと恐怖さえ感じる
神秘的な山でした。
道を作った、地図を作った先人たちの思いや苦労に
思いをはせ
感謝し
感動した登山でした。
たぶん、ずっと忘れない山だと思います。
今回、ブログ記事の掲載が遅くなり
2019年9月末になったのですが
その間に19歳の女の子が
この山で滑落して亡くなっています。
ご冥福を祈ると共に
ご家族の方にはお悔やみを申し上げます。
日にちこそ違いましたが
もしすれ違っていれば
アタックした時刻とかを伝え読む限り
何かできたかもしれないと
悔やまれます。
でも、
その日登頂したという彼女は
立山の素敵な数々の景色を
この威厳ある山を
きっと観たんだと思います。
そんなことを思いながら
撮りためた写真を選びました。
剱に限りませんが、
危険と隣り合わせです。
オーバーでなく死の恐怖が
その渕が
たった一歩の歩幅のすぐ脇にあります。
この先、どこかの山に登る自分自身にも
これから剱やどこかの山を登る方にも
十分な計画と装備とトレーニングをして
天候や時間をよく見て
行きたい、行って欲しい
場合によっては
途中で戻る判断をして欲しいと思いました。
この記事をアップロードするにあたって。
2019年9月28日。
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