Snow Mountain Year-End Party Mt.Nyukasayama スノービューティーな入笠山 1955m Day2

スノービューティー
この一言に尽きます。
入笠山での忘年会&山登り収めは
ジジイとオヤジの
二人のピュアな心を
そのまま映したような
真っ白で、サラサラな雪が
とても綺麗だったのでした。

6:40
ヒュッテ入笠で朝食を頂きます。
朝から旨い!!
なんか、トーストもジャムもハムエッグも
全部美味しかった・・・
はちみつを垂らしたヨーグルト
美味しかった・・・

朝から腹いっぱいにし過ぎてしまったので
コーヒー飲んでくつろぎます。
ちなみにジジイ(友人)は
さっきの朝食にさらにカレーライスを
追加でおかわりしていました。

7:15
今日の天気はどうかな~と
小屋の中から外をみると
ワンコの哀愁漂う背中がw
リード繋がっていないし
下、雪だし
た、たくましい!
(朝ご飯待ちだったのかなw)

ワンコが背中で僕を呼んでいる気がしたので
ドアを開けて外に出ようとすると
ちゃんと山小屋の中には入らず
ドアを開けても
外で僕を見て待っています。
ちゃんと境界を理解してる。えらい。
で、小屋を出て彼の領域に入った瞬間、
お互い敵意無しと無いわかると
飛びついてきて
抱きつかれましたw
(せいかくにはタックルされたっ)

抱きついてきて
甘噛みしてきます。
今頃、うちのビーグルワンコは
オイルヒーターで暖房したリビングで
毛布を撒いたゲージの中で
いびきをかいて
暖かくして寝てるはずです。
同じワンコとは思えぬ
雪の中で朝から外!

ヒュッテ入笠山さんのホームページによれば
6歳の あじ くん。
毛並みも暖かく
良い子でした。

寒いのですぐに小屋の中に戻ろうと思っていたのですが
ワンコになかなか離してもらえず
しばし、いっしょにスキンシップして
遊んでいました。
その間、僕の手はだいぶ喰われてましたがw
かわいく、いつまでも引っ付いているので
せっかくだから写真撮らせてなっ!と言って撮った
あじくんの写真です。
テリトリー進入を警戒して
気が立ってたり、怖がってるときや
順位の折り合いがつかないときや
そもそもワンコが遊びたいと思っていないときは
(人間も一緒かと思いますが)
ワンコにストレスかと思いますのでご注意を。

8:30
小屋の方にお礼を言って
僕らは出発します。
入口にはお正月の準備がありました。

向こうにいるのは、あじかな?
この極寒の雪の中
外に居る~
まあ、昔はさ
どこのワンコもみんな外で飼われていたなぁ
山里や牧場などのワンコは今でもそうかもしれないし
他の国のワンコもワイルドな地域なら
今でもそうなんだろうけど
うちの甘ったれワンコに見せたいわ
同じワンコだぞ!!って(笑)

あじ、またね!
長生きしてな!
小屋の方によると
この辺へのクマよけにも
なってくれているとのこと
かっこいいぞっ!

ワンコとの別れを惜しみつつ
入笠山に向かいます。
昨日雪が降っていたので
(夜のホワイト・ウォーカーの襲撃のころw)
木々が綺麗にお化粧直しをしていました。

少し上がると
綺麗な景色!

入笠山の登りに入ります。

めっちゃ凍ってる

森が綺麗に雪化粧してて
この中を進んでいくのは
ワクワクします。

外に出て20分ほどで
靴の中の両足が冷たくなってきました。
今回は、入笠山なので
ハードな場所は無いからと判断して
3シーズン用のややイージーな
Mammut Teton GTXを履いて行きました。
(おっさん二人で忘年会ということもあり)
岩稜帯歩きがあったり
アイゼンやピッケルを使うような
難易度や体力的にや耐寒的に
厳しくなりそうな登山になるときは
靴底のソールも硬く、靴自体が厚くて丈夫な
(その分、重くなるけど)
Mammut Magic Advanced High GTX を
普段は履いています。
行く場所や行動パターンによって
3種(ソフト、ミドル、ハード)の靴を
使い分けています。
今回はミドルの靴を履いて来ました。

そのせいか
靴の中の足が冷たくなって
つま先が痛いっす!
やっぱ、冬用も想定されている登山靴とは
耐寒(体感)性能が
違うんだなぁ~と思い知りました。
普段、雪山で履く
Magic Advanced High GTXのほうだと
冷たくて、つま先が痛いとかは
なったことが無かったので。
雪山での長時間になるロングトレイルや
もしビバーグや遭難してしまった場合を思うと
この靴の差で
だいぶ体へのダメージが変わると思いました。
冬山は装備が大事っすね!
目が行きやすいアウターやグローブ
アイゼンやピッケルはもちろんですが
インナーや靴やシュラフやマット
ツェルトなどの装備も
いざというとき
命を分けてしまう道具だな~と感じました。
(お値段が・・・かなり高いけど、命には代えられん)

8:46
分岐まで来ました。
今日は岩場コースから登って
迂回コースで降りて
ぐるっとします。

雪はどっちのコース入口も
十分かつ
安全な量でしたw

カッコつけジジイも
がんばって登ってきます!
がんばれ~っ!
絶対、朝飯食い過ぎだってw

枝に積もった雪が凍って
重くなり
重なり合って
僕の上にトンネルを作ります。

雪の木々のトンネルの窓から
素敵な景色
アナ雪な感じっす!

今日は
ホワイト・ウォーカーが
襲って来るんじゃなくて
オラフとトナカイのスヴェンが
迎えに来てくれそうな森です。

ふかふかのトンネル道

山頂に出てきました!

北側は八ヶ岳です。

1年振りの山頂です。
風が強くて寒い~

ヒュッテ入笠山からは
40分ぐらいで登ってきました。
山頂は激寒なので
少しみなさんとおしゃべりしたり
写真を撮ったら下山開始です。

森の中が最高な雰囲気で
写真ばっか撮ってました。

シーンとしています

サルオガセも凍っています。

雪山最高!

カッコつけジジイのZ6Ⅲも
かっちょいいっす!

二人でしゃべりながら
写真撮って
雪山を満喫です。

太陽の光が雪の森を照らします。
白の世界

雲がとれて
青い空が現れます。

目の前の小さな世界

雪のモンスター

360度上も下も
雪の世界

昨日のグダグダ忘年会を
吹き飛ばす真っ白な世界ですw

森を抜けました。

ひゃっほ~っ!
15年前ならスキーで滑ったなw
向こうは車山や霧ヶ峰
遠くは北アルプス
雪山いいっす!

カッコつけジジイは
尻セードで滑ってました

なかなか
冬の入笠山いいじゃないですか!

プリントして
家に飾ろうかなw

この空間を歩いてる楽しさ
写真に残せるか!?

スパイクが雪に埋まって
ざくっ、ざくって歩きながら
進む感覚

冷たい空気をいっぱい鼻と口から吸って
肺の奥まで流し込んで
全身の血管に酸素が入っていく感覚
息を吐いて白い吐息が舞って
風がふっと吹いてきて
僕の耳とか頬に触って
冷たい空気が痛いくらい
突き刺さって
太陽の暖かさが
ミックスされて
雲が流れて
風で雪が舞って
自然の中に僕もいる

そんなことは気にせず
滑るジジイが居てw

雪山 おのおのが楽しんでますw

2024年もたくさん
自然の中に行くことが出来ました。

最後は素敵な雪山にも

たくさんの出会えた景色と人と
無事の下山と

全部の素敵な偶然に感謝です!
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