Trek CarBack バイクレーダー&リアライトがすごかった!

Trek CarBack バイクレーダー&リアライトを
Domaneに取り付けてみました。
後方レーダー
めっちゃすごいっす!

それは前回、ロードバイクで峠道を走ってたときでした。
突然、僕の体の右側10cmぐらいの横を
ほぼ同速度ちょいぐらいのスピードで
車が右後方から突然現れたんです。
こわっ!
ちょっとハンドル、タイヤがよろけたら
絶対接触して事故るクリアランスです。
そもそも狭い道じゃない所です。
もちろん僕は一人で走っていて
チームの支援車は居ないはずなので(笑)
ボトルや食料の補給ではありません!
僕のスピードは
30km程度です。
なぜ、横付けして並走する!!
(制限速度40km道路っす)
BMWのセダンに乗ったご婦人でした。
自転車や僕に興味があったり
追い越し行為に緊張があるなら
普通こっちをチラッとでも見てきますが
微動だにせず前を向いていました。
オラのこと全く眼中にないでしょ!?(笑)
僕の車体を抜くのに10秒ぐらいかかって
車としては十分過ぎる感じで
ゆっくり走っていきました。
そのあとも、僕がスピードをあげると
追いついてしまうので
接近したくないから
わざとゆっくり走りました。
サイドミラーとかバックミラーとか
見てないと考えたほうがいいと
直感で思いました。
僕が車を運転するとき
車道を走るバイク類の方を抜くときは
安全な所まで後方を走って待機して
追い越すしするだけの十分な道幅の余裕があり
かつ直線の区間に合わせて
もしくは対向車が来ないことが分かる場所で
仮に少しぐらいバイクがふらついたとしても
大丈夫なクリアランスを作って
かつ並走時間が短くなるように
さっと追い越すようにしています。
(そして、自転車のメーカーは必ずチェックしますw)
でも違うドライバーがいるんだ!
って思いました。
対向車も居ないのに
なんでわざわざスレスレの横を
しかもトロトロと行くのか?
僕を追い越した後も
実直にそのペースで
道に合わせて同じライン幅で走って居ました。
しばらくすると後続車が追いつき溜まって
何台も後ろにつっかえてました。
そのBMWご婦人は
決して煽ったり幅寄せして来たのでは無いです。
決して悪意でも不注意でも無く
おそらく状況に応じた運転が
苦手なタイプかなっと。
でも、これはまかり間違うと
こっちは車に接触して後続車がいたら
後ろから轢かれて
なんの抵抗も出来ずに死ねてしまうぞ!
と思いました。
MTBのオフロードとは
異質の恐怖でした。
ロードバイク怖い。。。
うーん、でもよく考えると
こういうタイプのドライバーさん
確かに居るな!
自車の前はガラ空きの走行車線を走り続けて
自車の後ろに車の列を作って
渋滞起こして走ってる方とか居る!
(前に走ってるとき、バックミラー見ないんだろうな)
やがて1、2時間後にバタフライ効果で
25km渋滞とかを作るきっかけに
自分の運転が影響してるかもとか
微塵も想像しないんだろうな。。。
対向車とすれ違う時
こちらをよけて
反対側に幅寄せしない(できない)
ドライバーさん居る!
すれ違い、譲り合いポイントのベストと思われる
広めの場所を無視して
突っ込んでくる
角を曲がるとき
曲がる方向と反対側に
センターラインを大きくはみ出してから
曲がるドライバーさん居る!
めっちゃ小さい路地に入るわけじゃないのに
最小半径も十分小さいであろう小型車に乗って
スピードも十分落としてるのに
F1のコーナーリングみたいに
なぜかアウト・イン・アウトしてる人いる!
気を付けるのはダンプカーなどの
車幅が大きく、視界にこちらが入りにくいような
大型車だけではないんだって
その件以来、考えるようになりました。
ロードバイクでは
むき出しの身で
”そういうタイプのドライバーさん”にも
安全に抜いて頂かないといけないって、
マジで真剣に考えました。
”そのタイプ”の方には
こちらから積極的に
道路上で安全な時間と空間を
作ってあげる必要があることも
車のドライバー経験で知っています。
相手側に安全確保の行動を
期待してはいけないタイプっす。
嫌味とかそういうのではなく
真面目な話で
安全に追い越してもらえるように
こちらが備えないといけない
近接距離に居るとこちらが危ないタイプです。
そもそも、車道のロードバイク、
車のドライバーの立場からは
怖いし、邪魔っすからね。
車にもロードバイクにも
両方乗ってて、そう思います。
でもそれを自分で交わそうとしないって
避ける運転技術がないのか
そう言う発想が、
そもそもない人なのか
どっちかかなと。

と、そんなとき新製品のニュースが!!!
そう、その時のBMWご婦人との
遭遇経験の恐怖があったので
なんの迷いもなく
速攻でこいつを装備しました。

まず、リアライトとして
最大2km離れたドライバーさんからも
視認されるというライト機能があります。
しかし、最近の走行音の静かな車とかだと
こちら(自転車)側が気が付かないときもあります。
もし後方から車が来ていることを
自転車のドライバーも分かれば
心構えも安全なクリアランスやスピード調整も
ある程度、自転車側でもできるのですが
接近に気が付かないと
抜いてくれる車のドライバーさんに
迷惑な走行を自転車がしてしまう可能性もあります。
(追い抜いてもらう体制に自転車がなっていない)

で、涙もんです。
レーダーが最大240m先の後方から接近する車両を
検知して、スマホやサイコンに教えてくれます。
僕はスマホでアラート音と画面の通知を
受けられるようにしました。

Domane納車の際
フロントにGoProタイプのマウントをつけて
上下にアイテムを装着できるようにしておきました。
そこで今回、下部にフロントライト
上部にスマホをマウントしてみました。

レーダーとスマホを
Buletoothでペアリングします。

スマホで専用アプリを起動すると
事前にペアリングしたCarBackを検索し始めます。

続けて、CarBackの電源をONにします。
これでCarBackの
リアライトが点灯または点滅し
スマホのアプリ側では
ペアリング相手として
リスト表示がされるので
タッチして接続先として選択します。

接続が成功すると
スマホの画面はこんな感じになります。
後方の道路と思ってください。
ということで、
こっからは実際に路上で
テストサイクリングっす!

後方から車が来るのを
道路を走りながら
わざわざ楽しみに待つのは
人生初です(笑)
そして待つこと3分
(どんだけ田舎走ってんねん!)
来たっ!!(笑)
車が後方より接近してくると
スマホの画面に車のアイコンが
下から上がってきます!
Trekの製品サイトに動画があるので
そっちを見てもらったほうが
分かり易いと思いますが
車が近づいてきます!!

そして車両が後方から
75mラインよりも近づいて来ると
赤い画面表示に変わり
でっかい音で警告音を出してくれます!
オートバイの接近にも反応してくれました。
スマホのボリューム設定を上げておくと
ヘルメットして
風切ってても
確実に気づけます!
かっくいいーーーっ!
なんだこれっ!
あーーーー、わかった!
気分はマーベリックです!
後ろからミサイルロックオンされる奴です!

自機(自転車)との左右の位置関係も
相対的に表示する優れものです。
自転車を道端に寄せ
車の正面軌道から外れると
もしくは車のほうが
大きく避けてくれると
上のようにスマホ上の敵機(車)の位置も
ズレて表示されます。
もちろん、センサーの取付け方向が
真後ろを向いていなくズレていたり
捕捉に誤差やエラーが生じたりすることもあるでしょうから
過信は禁物です。
あくまで目安ではあるけど
これだけ事前に後方からの接近が
わかれば対策が打てます。

実際に追い抜かれる瞬間は
かなり正確に表示していました。
ハングマンは助けに来てくれないので
自分の身は自分で守らないと行けません。

すごいっす!
ライトでこちらの位置を早めに後方の相手に警告し
レーダーの音と映像で相手の接近と位置関係を
後ろを振り向かずに事前に把握できます。
ヘルメットとサングラスをつけていると
左右のワイド端視界が限られるので
かなり振り向く必要があるので助かります。
可能性の理論上は
交差する2機(二人)が
双方とも相手を事前に確認できるので
安全性は格段にあがります。
もちろん、適切な安全行動がとられる保証はないので
自転車が無茶なコースを走ったり
車側が突っ込んで来たり、幅寄せしてきたり
するかもしれないですし
リアライトと後方レーダーでは
どうしようもない前方からの別の敵機が
インターセプトしてくるかもですし
(後ろばかり気にしていると
動物や人や車やボールが
前方横からの飛び出してくるかもしれない)
絶対ではないですが
それでも
これがあると無いとではぜんぜん違います!!
感動です。

まじ、イケてます!
ビビりの僕には必須アイテムっす。
オラはできれば
家か自然の中で死にたいので
道路では死にたくないのだ!
そして今日も
僕は愛機と空母(セカンドハウス)に
無事に帰還したのであった!
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