Take a walk in the foot of mountain(Micro105mm) 里山散歩
ワンコと近場の里山を散歩してきました。
他府県や離れた山への登山は自粛中のため
テレワークで固まった体のリハビリと
リフレッシュを兼ねて
今回は最近導入した
AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f2.8G IF-EDを
一本だけ持って
山の中でどんなイメージの写真が撮れるのか、
僕自身の慣らしと勉強目的で
いろいろ試してみたいと思いました。
行き先や、撮りたいものによりますが
登山復活時に
105㎜マイクロで近接と望遠をカバーするとして
これにもう一本、メインレンズで広角か標準レンズを持った
2本レンズの登山を想定して。
山に入ると新緑が芽吹いた木々が待っていました。
気持ちいい~。
105mmで切りとってみました。
やっぱ僕はもう都会には住めない体です。
地面には土が、周囲には植物が必要っす。
20代の頃は都会での高層生活を
好んでいた時期もあったのですが
現在に至っては
こういう地べたの上を小汚い靴や服で
犬一匹連れて歩く自分に幸せを感じます。
山桜が少しだけ、まだ咲いていました。
こんな感じが好きです。
マクロレンズを使い始めて思ったことがあります。
そろそろ植物図鑑を買おうかな。。。
そう、望遠レンズを買ったときに
野鳥図鑑を買おうかな。。。
と思ったのと似ています。
どっちも欲しくなります。
仕事にも、生活にも
不必要な知識かもですが
僕がこの先歳とって行くには
たぶん、残りの時間を豊かな気分にさせていくために
必要なものなんだろと(笑)
今回、ソーシャルディスタンスで
他地域に行かないことにしていますが
少しだけそれを意識して
このタイミングで導入したマクロレンズは
自分の足元にずっとあった世界を
見つける良い羅針盤になっています。
さっさと通り過ぎていた草むらの中の
小さい花たちや
ワンコの足元や
古木を覆うように張り付いた
小さな葉っぱのひとつや全体が織りなす色と形や
普段は気にも留めなかった
野山の普通の草や木の芽吹きを
意識してみるきっかけになっています。
写真はへたっぴですが
それを見つけてファインダーを覗きながら
自然の生命力を感じて、
軽い感動すら覚えます。
そう、普段は気にしなかった
普通の足元です。
草花の匂い
土の匂い
空間とゆっくり流れる時間の感覚
そこにずっと昔からあって
それを見てきた木々のしわや模様。
そして、たまたま今年の春にそこに居合わせた
1シーズンのほんの数週間に咲く花と
その花のひとつひとつの大きさの世界の中にある表情
この機会は二度と繰り返されることのない
一生に一度の出会いで
そこで交差したワンコと僕と自然と空間と時間
遠くの有名な山ではなくても
たしかに息づく2020年のたった一度の春の美しさは
そこにありました。
105mm マクロレンズ1本で
いっぱい楽しめました。
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